スマホ首の話 イメージ

 10月がもう終わってしまう今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。これから本格的な冬のシーズンが始まります。通勤のために家を出るのもつらい時期がまた到来です。

 通勤といえば、東京では電車や地下鉄を利用することが多いと思います。満員電車での通勤中というつらい時間をスマートフォンを見て耐えようとする人もいるのではないかと思ますが、最近このスマートフォンを見る際の姿勢が体に負担をかけるといわれています。

 スマートフォンを見る際、自然と覗き込むような姿勢になりがちですが、このときの首の形はスマホ首と呼ばれています。これは首にとても大きな負担がかかる姿勢で、長時間続けると頭痛や肩こり、時には手の痺れ、うつの原因にもなるといわれています。

 神経が密集している首が変形して通常の形ではなくなってしまい、常に負担のかかる姿勢になってしまう人が世界中で増え、健康面で世界レベルの問題になっています。

 対策としてはスマートフォンを上に持ち上げて、覗き込まないで見ればいいのですが、ふつうにやってみるとかなり腕が疲れます。より楽してスマートフォンを持ち上げる工夫として、小指でスマートフォンの一番下の部分を支えるようにしましょう。これで若干持ち上がりやすくなるはずです。

 これから寒くなっていきます。スマホ首にも気をつけながら、風邪を引いて体調をくずすことがないように気をつけていきましょう。