【一言コラム】子どもの習い事 イメージ

 いつの時代でも、親世代に注目度の高い子供の習い事事情。
 わが子には苦労して欲しくない、刺激や経験を通じて才能を見出してやりたい、これからのグローバル化を生き抜く力を身につけて欲しい、願わくば、一流の人間になって欲しいなどなど、様々な想いや時代の流れもありつつ、今では親の期待の数だけ習い事の種類があるのでは?と感じてしまう程、多彩な盛り上がりを見せているようです。

 各社サイトの習い事人気ランキングには常時スイミング、英語、ピアノが上位にあるようですが、昨今では、サイエンスクラブやプログラミング、レゴ教室にヨガやフラダンス、和太鼓や能楽の教室も注目度が高まってきているのだとか。

 筆者にも、まもなく3歳になろうとする娘がおり、言うことやる事を何でも理解・吸収し、それは、それは、『神童シーズン』真っ只中。
 「この勢いでいけば(どこに?)、少し手助けしてあげれば(少しって?)、光輝く人生を送ってくれること間違い無し!(なんじゃそりゃ??)」と期待してしまうこともあり、ふと我に返って、ネットの検索エンジンを見ると、【もしかして 習い事 プレッシャー?】なんて出ていたりします。そんな親の傍ら、娘は覚えたことをそっくりそのまま忘れていたりするのですけどね・・・。

 
 “十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人“。
 
 頭ではわかっています!わかっているんです!親バカの自覚もあります!!だけど、ついつい過度に期待しちゃうのよねぇ。という親御さんも多いのではないでしょうか。どの様な習い事にせよ、親子で楽しんで取り組めて、目指す目標があるならその結果が出せた!というのが一番なのでしょうが、月謝だって湯水のごとく湧き出てくるわけではないのが現実なわけで・・・。ましてや、スケジュールが過密になりすぎて家庭内でのバランスが崩れては元も子もありませんよね。

 教育の機会は親からのギフト。お財布事情ともよく相談しつつ、何より子供にとって心地よいと感じる選択肢を用意してあげたいですね。