アドベントとは? イメージ


 皆さんは「アドベントカレンダー」というものをご存じでしょうか?

 主に、クリスマスの日から最も近い日曜日の4週間前からをイエス・キリストの降誕を待ち望む期間とし、この期間を「アドベント」と呼びます。待望のイエス・キリストの誕生日(クリスマス)までをカウントするために使用されるのが、アドベントカレンダーなのです。

 アドベントカレンダーは普通のカレンダーとは異なり、一日ずつ扉のような形になっており、毎日その日の部分を開けられるような仕組みになっています。開けるとチョコレートやキャンディーのようなお菓子が入っていたり、小さなおもちゃやメッセージカードが入っていたりと、クリスマスまでのカウントダウンがより楽しめるでしょう。
 最初から中身が入っている既製品もありますし、自分で中身を入れられるタイプのものもあります。日本ではまだあまり浸透していない印象を受けますが、海外では子供たちが紙や布を使って自分でアドベントカレンダーを作ることも多いそうです。

 他にも、アドベント期間はリースに毎週1本ずつろうそくを灯していき、4週目になりろうそくが4本立ったものを「アドベントリース」といいます。毎週ろうそくを灯すことでクリスマスの訪れを実感でき、世界中で親しまれています。

 日本のクリスマスは宗教的な意味合いは薄く、冬の大きなイベントのひとつとして親しまれていますが、アドベントカレンダーを使ってみたりすることで、クリスマスまでの期間も一緒に楽しんでみるのも良いかもしれません。