名刺交換のマナー イメージ


 お仕事をする上で、名刺交換が必要になる方も多くいらっしゃると思います。
事前にしっかりとマナーを確認しておき、名刺交換の場で慌てずに対応できるようにしましょう。



【1:1での名刺交換】
目下の人(お金や仕事をいただく側)から目上の人(お金や仕事を提供する側)に名刺を差し出します。

☆名刺を受け取るとき
・名刺交換は机やテーブル越しで行わず、着席している場合でも必ず立ってから行う
・相手の会社名やロゴ、名前の上に指がかからないように受け取る
・受け取る際には「頂戴いたします」と一言添える
・その場ですぐに相手の名刺に書き込みをしない
・受け取った名刺は自分の胸より高い位置で持つ
・交換後はすぐに名刺をしまわない

☆名刺を渡すとき
・事前に自分の名刺に折れや汚れがないか確認しておく
・相手の名刺の高さよりも低い位置で自分の名刺を差し出す

☆同時交換の場合
・自分の名刺を右手で差し出し、相手の名刺を左手で受け取る(お互いに片手で名刺を持つ)



【複数人での名刺交換】
目上の人(役職や立場が上の人)から順番に行う。

自社 :(A)上司、(B)自分
取引先:(C)社長、(D)部長、(E)担当者
といった5人が名刺交換をする場合、順番は下記の通りになります。

①上司(A)と社長(C)
②自分(B)と社長(C)
③上司(A)と部長(D)
④自分(B)と部長(D)
⑤上司(A)と担当者(E)
⑥自分(B)と担当者(E)

 また、もし名刺を差し出のが遅れてしまった場合、先に相手の名刺を受け取ったあとに「申し遅れました」と一言添えて自分の名刺を渡します。
 名刺交換ひとつを取っても、細かなマナーがたくさん存在しています。スムーズに交換できるよう、改めて自分のマナーを確認してみてください。