贈り物の意味 イメージ

 新年度も始まりお祝いごとの多い季節となりました。皆様のご周囲にも入学や入社、退社される方がいらっしゃると思います。お祝いですから特別な物を相手に贈りたくなります。一般に入学や入社する人には実用品を贈るのがよく、退職される方にはご趣味の品や記念品を贈ることが多いようです。

 また、贈り物は贈られる物ごとにも意味があります。例えば、腕時計には「送る相手と一緒にいたい」や「時間を気にするように」といった意味が、ボールペンや万年筆など仕事や勉強で使う道具は勤労、勉学の応援の意味があり、子供の入学祝いや恋人の入社祝いによく贈られている一方、どちらも目上の方には控える方がよい物です。ただ、最近では退社祝いに記念品として名入りのペンを送ることもあるようで、最後は相手のためにという気持ちが大事ということなのでしょう。ハンカチも昔は手切れを連想させるものとしてプレゼントしませんでしたが、今では人気の高いプレゼントアイテムですし、お皿やコップといった食器類も割れることから縁起が悪いといわれましたが、今では割れて増えるという考え方から縁起のよい贈り物とも言われています。

 一例でしたが、贈り物の意味と相手の喜ぶ物を考える際の簡単なご参考までに。今年度もよろしくお願い致します。