【振替輸送って何?】~知っているようで知らない仕組み~ イメージ

最近、爆弾低気圧などの天候のせいで電車が止まったりダイヤが乱れる事が多いですよね。
行き帰りの混雑する時間帯に起こると不安になったり、ガックリきてしまいます。

「振替輸送を行っております」とアナウンスや電光掲示板に流れると「ああ。そうなんだ」と思い改札を抜けるのですが、
実際、振替輸送って何なんだろう?と疑問に思い調べてみました。

まず、振替輸送が実施される時ですが「列車の運転に支障が出て、復旧までに時間がかかる」と各鉄道会社が判断した場合だそうです。実は「この区間で支障が出たときはこの鉄道会社に振替輸送を依頼する」という基本的なルールはあらかじめ鉄道会社同士間で決められているようです。

それと振替輸送の対象にならない場合があります。それは意外にもSuicaやPASMOは振替輸送の対象外という事です。
「振替輸送とはあらかじめ目的が決まっていてすでに乗車券を購入頂いた方に対して行う」との事でした。
しかし「定期券の乗車区間内でしたら対象」となります。
また、振替輸送区間の途中下車は出来ず、別途乗車された区間はその運賃を支払う事になるようです。

悪天候や人身などで振替輸送が起こらない事を願いますが、そうなってしまっても焦らず怪我のないように通勤いたしましょう!